横浜市港南区・下永谷地区にある下永谷町内会館では、毎月第一火曜日に未就学児対象の「わいわいサロン」が開かれています。12月は年に一回の大きなイベント、クリスマス会が開かれるということで、今回参加してきました。

地域の人といっしょにクリスマスを楽しもう
わいわいサロンは、未就学児のお子さんがいる親子が参加できる、港南区・下永谷地区のサロンです。
普段は自由遊びが中心の会ですが、12月はクリスマス会をしているそうで、会場はクリスマスの飾り付けがされていました。

開始時間になると、受付を終えて、親子が次々と室内へ入ってきました。毎月開催しているわいわいサロンで見知った顔も多いのか、ボランティアの方や参加者同士が笑顔で挨拶を交わしていました。
参加者の中には、クリスマスカラーの服を着た子もいて、室内はクリスマスの雰囲気があふれています。

今回のクリスマス会は、未就園児向けに親子遊びや絵本の読み聞かせなどを行っている、保育グループの「あそび・隊!」の協力で行われました。
参加者がそろったところでクリスマス会がスタート。参加者みんなで大きな輪を作ると、あそび・隊!のみなさんの「お・は・よっ」の掛け声で遊びが始まりました。

「大きなたいこ」の曲が流れると、リズムに合わせて、歩ける子は自分でジャンプし、お座りの子はパパやママの抱っこで上に高く持ち上げられました。

次は、「ひっつきもっつき」という手遊び。歌に合わせて、親子がくっついたり手を合わせたり、元気いっぱい踊りだしました。普段の子育てではこんなに多くの人と交わって遊ぶことも少ないので、貴重な機会ですね。
クリスマス会が進むごとに、元気いっぱいなあそび・隊!のみなさんの大きな歌声やボランティアさんの声かけで室内が活気にあふれてきました。

今度は、ひざに子どもを乗せて手遊び。「やきいものうた」や「がたごとがたごと」「バスにのって」など知っている歌が続き、大人も子どもも楽しそう。
参加者を囲むようにあそび・隊!のみなさんが周りに立ち、さらにクリスマス会を盛り上げていました。

体をたくさん動かして、ママやパパ、子どもたちの身体も温まってきたところで、お誕生日会が行われました。
「だれにだっておたんじょうび」の歌が始まると、「1月生まれー」「2月生まれー」という歌詞のところで、生まれ月の子が「はーいっ!」とママやパパに高く抱っこされました。抱っこされた子もなんだか楽しそう。お祝いしている方も心がぽかぽかになりました。
歌が終わると、今月お誕生日のお子さんは折り紙のメダルをもらっていました。お誕生日のメダルは、クリスマス会の時だけではなく、毎月開催されているサロンでも渡しているそうです。
まわりの人との交流がうまれる

体を動かした後は、工作タイムになり、おもちゃの製作キットが配られました。キットは、子どもでも簡単に作ることができるように工夫されたものです。袋を開けると早速パパやママと一緒に作り始めました。子どもたちは、キットの中でも、特にキラキラのテープが嬉しそうでした。

工作をしながら、近くに座っている親子同士はおしゃべりをしていました。ボランティアさんやあそび・隊!のみなさんも会話に参加し、子育ての話や地域の話をして、和気あいあいとした雰囲気でした。

クリスマス会の後半には、人形劇や絵本読み、パネルシアターなどもありました。かわいい人形たちに子どももくぎづけでした。

最後はサンタとトナカイの仮装をしたボランティアさんが登場し、会場を盛り上げていました。プレゼントを渡したり、サンタさんと写真を撮ったりして、クリスマス会が終了しました。
ボランティアの方たちは帰り際も声かけをしており、参加者の親子と話が弾んでいました。
参加した人たちの声

パパと3ヶ月の赤ちゃんと参加していたママは「赤ちゃん訪問員さんにいただいた紙を見て、クリスマス会に初めて参加しました。にぎやかで楽しかったです。サロンに参加すると子どもにも刺激があって良いですね。」と話してくれました。
最近引っ越してきた人や下永谷に長く住んでいる人は「赤ちゃん教室で知り合い、誘われて一緒に参加しました。」「周りに子どもが遊べる場所が少ないので、ありがたいです。」と話してくれました。他にも「地元が下永谷地区で、クリスマスのイベントがあると知って参加しました。」と話してくれた方もいました。
このサロンがパパやママのほっとできる場所であり、子どもたちにとっては成長できる場所であることがわかりました。サロンを通じて、子育ての先輩や仲間とのつながりもできますね。
わいわいサロンってなに?

わいわいサロンは、環2般若寺交差点近くの下永谷町内会館で、毎月第一火曜日の10時から11時半まで開かれています。未就学児を対象とし、12月のクリスマス会以外は、予約不要で気軽に参加できる下永谷地区のサロンです。

今回はクリスマス会でしたが、普段は、会の始めと終わりにみんなでする体操や手遊びの時間以外は基本的に自由遊びが中心です。会館にままごとや乗り物のおもちゃが出され、子どもたちが好きなように遊ぶことができます。ボランティアの方の見守りの中で、小さな子どもを遊ばせることができて安心です。
また、普段は約7、8組の方が訪れているそうで、夏休み期間中は幼稚園児が遊びに来ることもあります。
わいわいサロンは、20年程前、下永谷地区で「子どもたちのためにサロンを開こう!」と、民生委員・児童委員(※1)のみなさんが始めた活動です。そこに地域のボランティアの方々が加わるかたちで運営されており、地域で子育てするママパパとの交流ができる場所になっています。
わいわいサロンを支える人たち

下永谷地区主任児童委員 三浦さん(左)/ 石関さん(右)
子育てサロンの運営を担ってくれているのは民生委員・児童委員のみなさんです。
「今年のクリスマス会は18組の予約が入りました、嬉しいですね」と主任児童委員の三浦さんがにこにこと話してくれました。

サロンを主催している、下永谷地区社会福祉協議会の高瀬会長は「みなさんに参加していただけて嬉しいです。ここに遊びに来ていた小さな赤ちゃんが今は中高生と大きくなっています。このサロンを卒業した子どもたちの成長も楽しみにしています。」と話されていました。

民生委員・児童委員やボランティアのみなさん
一番長くボランティアを続けている方は「子どもたちからエネルギーをもらっています。この会が、お友達ができる場所、地域でしゃべるきっかけの場所になり、親の孤立が減ったら嬉しいです。何かあれば相談してほしいです。」と話してくれました。
現在、下永谷地区には子どもの遊び場として、下永谷町内会館のわいわいサロンの他に、八木第二公園で行われる公園あそびと、下永谷地域ケアプラザで開かれる赤ちゃん教室があります。
近くのサロンやひろばの情報は、町内会の掲示板の案内や、デジタルひまわりまっぷ(https://coconavi.city.yokohama.lg.jp/?page_id=417)でも調べられます。ぜひ近くの遊び場に足を運んでみてください。
各地域の自治会・町内会の情報(連絡先や区域)は区役所・地域振興課までお問い合わせください。横浜市電子申請システムで自治会・町内会に加入手続きができます。
https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/b51f4083-cad3-4e13-8ea4-9794ecead100/start
(※1)民生委員・児童委員は、地域を見守り、子育てや介護などの相談に応じ、行政や福祉の専門機関へのつなぎ役として活動する方々で、この地域に住んでいる方から選ばれています。民生委員・児童委員の方のうち、子どもに関すること専門に活動しているのが、主任児童委員です。
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