横浜市港南区・笹下地区にある港南中央地域ケアプラザでは、子どもから高齢者まで地域住民が楽しめる三世代交流のイベント「ささげひまわりサロン」が開かれています。今回はクリスマス会で、みんなでクリスマスケーキを作るということで、参加してきました。

高齢者も子どももいっしょに楽しむクリスマス

クリスマスの飾り付けがされた室内には、クリスマスソングが流れ、参加者が次々と席に着きました。高齢者や親子はテーブルに用意されたクリスマスデザインのナフキンに「かわいいね。どんなケーキを作るのかな?」などわくわくしながら会話をしています。

笹下地区民生委員・児童委員連絡協議会会長の柿沼さんのあいさつで、イベントが始まりました。まず、ささげひまわりサロンを主催している、笹下連合地区の民生委員・児童委員さんが12月に新しく変わったということで、紹介がありました。参加者は、自分の住む地域を担当している民生委員さんの顔を知ることができます。
小さな子どもも自分で作ってみよう

「みんなでケーキ作りをゆっくり楽しみましょう。」の声で、いよいよ楽しみにしていたケーキ作りが始まりました。誰でも簡単に作ることができるように、カットされたカステラケーキがテーブルに配られました。子どもたちが、早速ホイップクリームをしぼっていきます。

どうやって盛り付けようかと考える子や、ホイップクリームを握りすぎてカステラケーキの上がクリームだらけになっていた子もいました。

各テーブルに分かれ、民生委員さんがそれぞれ着席し、子どもたちのケーキ作りをお手伝いしていました。1人で作ってもいいし、難しければ同じ地域に住むみなさんがサポートしてくれるので安心ですね。

盛り付けでは「なにをのせる? お皿とろうか?」などの声かけから、高齢者と親子の間に会話が生まれていました。また、楽しそうに「どれにしようかな?」とママに相談している子もいました。

子どもたちは、できあがったケーキを見て「かわいくできたね!」と周りの人たちに話しかけられて、にこにこと食べていました。ママやパパは、子どもたちがケーキを作っている姿を嬉しそうに撮影しているのが印象的でした。

ケーキを食べ終わったころ、「キリストが生きていたら今、何歳?」などクリスマスに関するクイズが出され、みんな真剣に考えていました。クイズは大人も子どもも一緒に楽しめますね。
ボランティアのサンタさんからプレゼントをもらった後は、子どもたちに鈴が手渡され、赤鼻のトナカイなどクリスマスソングをみんなで歌いました。大人も子どもも知っている曲で室内もにぎやかになりました。
高齢の参加者は「あまり歌う機会がないので楽しいです。」と話してくれました。お菓子作りや歌は親子三世代で楽しめるので良いですね。中には、お孫さんを連れて参加している方もいました。

クリスマス会の終わりには、子どもたちが前に呼ばれ、柿沼さんが感想を一人一人に聞きました。
今回参加している子どもは、保育園に通う子から小学5年生までと、幅広い年齢層の子どもたち。子どもたちは「ケーキ作りが楽しかった!」と元気いっぱい答えていました。
柿沼さんは「(今回のイベントが)地域に住む大人たちと子どもたちがあいさつや声かけをする機会になればいい。」と話してくれました。
参加した人たちの声

男の子2人連れで参加していたパパは「民生委員の方からチラシをもらって、初めて参加しました。楽しいですね。」と教えてくれました。

5歳の女の子と参加していたママは、掲示板で見て、初めて参加したそうで、女の子は「楽しかった。作るのは難しくなかった。」と恥ずかしがりながら答えてくれました。
他にも、小学2年生の男の子は「ホイップクリームがいっぱいになっちゃった。チョコをいっぱいのせるところを工夫したよ。」と教えてくれました。
参加したきっかけは、町内会からのお知らせのほか、会場の港南中央地域ケアプラザで開催されている自主事業からのつながりなど、さまざまでした。
ひまわりサロンってなに?

ひまわりサロンは平成15年に始まりました。平成17年ころ、高齢者サロンと組み合わせて現在のような三世代交流という形になっています。
毎月1回、第3土曜日に港南中央地域ケアプラザで開かれ、笹下地区に住む高齢者から小さな子どもまで、多くの人が年間を通して参加しているサロンです。土曜日にしたことで平日働いている方やパパたちにも参加してもらいやすくなっています。
一年のスケジュールは体を動かすもの、歌を歌ったりコンサートを聴いたり、子どもが楽しめるような内容でいっぱいです。
毎月のイベントの内容は様々ですが、夏と冬は子どもたちが喜ぶイベントが企画されています。今年度は、夏に縁日があり、大きなかき氷を用意したり、スクリーンでYouTubeを流したりして、好評でした。小さな子もたくさん足を運んでくれ、約20組の親子が参加しました。
ひまわりサロンに来るのは、基本的に未就園児が多いですが、小学生もポスターなどを見て参加することがあります。大人に人気なのがチェアヨガで、毎回約20人が参加されるそうです。
ひまわりサロンを支える人たち

笹下地区民生委員・児童委員 柿沼会長(右)/ 渡邉さん(左)
「ひまわりサロンは、大人も子どもも来ていい場所。子育て中の人だけではなく地域の人たちにまた来たいと思ってもらいたいです。」と柿沼さん。
「笹下は、三世代で住んでいる方が多いです。地元に戻ってきて子育てをしてる人が多いんですよ。」と、赤ちゃん訪問員もされている渡邉さんが教えてくれました。

笹下地区社会福祉協議会 事務局長 清水さん(右)

この日、民生委員・児童委員のみなさんの胸にはおそろいのサンタさんの折り紙がつけられていました。
笹下連合地区には12の町内会があり、各町内会から民生委員・児童委員が2名ずつ選ばれ(主任児童委員は連合町内会から2名選出)、ささげひまわりサロンを運営しています。
新しく民生委員・児童委員として加わった方の一人にお話を聞いてみると、お子さんが3人いて、小学校の地域活動を通して、柿沼さんと知り合ったのがきっかけで民生委員を引き受けたそうです。
また、初めてのイベントスタッフをした方は「初めは緊張したけれど、雰囲気もよく楽しかった。今後も地域にちょっとでも貢献できればと思います。」と感想を話してくれました。ささげひまわりサロンは、若い世代が地域活動を知るきっかけの1つになっています。
ささげひまわりサロンについては、笹下連合町内会の掲示板や回覧板などで案内があります。近年、特に、夏と冬に子ども向けのイベントを企画しています。
各地域の自治会・町内会の情報(連絡先や区域等)は区役所・地域振興課までお問い合わせください。横浜市電子申請システムで自治会・町内会に加入手続きができます。
https://shinsei.city.yokohama.lg.jp/cu/141003/ea/residents/procedures/apply/b51f4083-cad3- 4e13-8ea4-9794ecead100/start
(※1)民生委員・児童委員は、地域を見守り、子育てや介護などの相談に応じ、行政や福祉の専門機関へのつなぎ役として活動する方々で、この地域に住んでいる方から選ばれています。民生委員・児童委員の方のうち、子どもに関すること専門に活動しているのが、主任児童委員です。
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