ひまり保健師
子どもは思いがけない行動をするので、目が離せないですよね。
今回は子どもに起こりやすい事故を予防するために、どんなことに気をつけたらよいかをご紹介します。
子どもの事故予防
子どもの事故原因として多いのは、おもちゃ等の誤飲、お風呂での溺水、階段やソファからの転落等があげられます。時には取り返しがつかない大きな事故につながる場合もあります。
子どもの目線になって周りの環境を見直すことで、事故が起こるリスクを軽減することができます。この機会にご家族でお家の環境を点検してみましょう。
事故防止のために気をつけること
「あれは何だろう」と子どもの興味を引くものがお家にはいっぱいです。
「危ないから触らないでね」と声をかけるだけではなく、危ないものは子どもの手の届かないところや見えない場所へしまいましょう。
子どもが静かな時こそ、「あれ?何しているのかな」と気にかけましょう。何かによじ登ったり、のぞき込んだり、口にいれたりしているかもしれません。大人が離れる際は、危ないものが近くにないか等、確認してから離れるようにしましょう。
「〇〇ちゃん」と呼びかけるとお子さんはお父さん・お母さんしか目に映りません。特に外出中だと、周囲の車や物に注意がいかず、事故につながる危険があります。子どもだけでなく、周囲の環境にも目を配るよう心がけましょう。
子どもは日々成長し「できること」が増えていきます。「今度やろう」では間に合わないこともあります。子どもの月齢・年齢によって起こりやすい事故を理解し、定期的に環境の点検を行い、子どもの「できること」に合わせた事故予防の対策を考えられると良いですね。
港南福祉保健センター こども家庭支援課 こども家庭相談
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