「かして」「いいよ」「ごめんね」「いいよ」子どもたちが遊んでいる場面でよく耳にする会話です。
仲良く和やかに遊んでいる情景が浮かびますが、その言葉には、気持ちがこもっているでしょうか?
ママA
『「ダメ」って言わないで貸してあげなさい』
『ちゃんと「ごめんね」して』
気持ちのぶつかり合いが起きた時、「いいよ」と譲ることや「ごめんね」と謝ることだけがいいことなの?
「かして」や「ごめんね」の答えはいつも「いいよ」ではありません。
時には「あとで」や「いや」になることもありますよね。
言葉だけがパターン化していると、相手の答えが「ダメ」だった場合「○○ちゃんがダメって言ったー!」と、納得できないということも‥
でも、いつも「いや」や「ダメ」ばかり…いじわるって思われない?
みんなと仲良くできないと心配…
大丈夫!自分の気持ちを素直に出すことも大切です。
自己主張は成長への一歩
人との関わりの中で相手の気持ちを汲み取り、自分の気持ちとすり合わせて折り合いをつけるのは、とても大切なことです。そのためにも、自分の気持ちを素直に言葉に出せる経験を繰り返していきたいですね。
お互いに思いやりを持って、譲り合うことができれば言うことなしですが、うまくいかなかった時に、自分の思いだけを押し通すのではなく、「どうしたらいいのかな?」「また後で言ってみよう」「終わったら貸してね」と考えられる柔軟性を育てたいですね。
港南福祉保健センター こども家庭支援課 こども家庭相談
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