こどもの"こだわりや癇癪(かんしゃく)"どう対応すればいいの?

ママA

何を言っても「イヤイヤイヤ!」説得するのにとても時間がかかってしまいます。

ここな保育士

そんなことが一日に何度も繰り返されると疲れてしまいますよね。

どうしてこだわりや癇癪が起きるの?

ここな保育士

こどもの成長過程から考えてみましょう!

【こだわり】について


・2~3歳頃から少しずつ自我(自分)が芽生え、こども自身の「こうしたい」という思いが出てきます。
・その中で、大人にとっては取るに足りないようなことに強いこだわりが現れることもあります。

【こだわりへの対応】
・こどもが繰り返ししている遊びを観察し、関連した遊びや似たような遊びに誘ってみましょう。大好きな大人が楽しそうに遊んでいるのを見て興味を持つかもしれません
・前もって予定を知らせておくと切り替えがスムーズにいくこともあります。
・「どっちにする?」と複数の選択肢を用意しておいて、自分で決めさせてあげると納得して切り替えられることもあります。

【癇癪】について


・成長段階にあるこどもは感情の起伏が激しく、理性で感情をコントロールすることが困難です。
・「もうおしまい」「ダメ」など自分のやりたい事を押さえつけられると怒りの感情が湧いてきます。
 怒りを言葉で表すのが難しいため、大声を出したり叩いたりする等の行動で表現します。

【癇癪への対応】
・こどもが「駄々をこねれば言うことを聞いてくれる」と誤った学習をしないように大人が根負けしないで、一貫した対応をしましょう。
・大人がまず冷静になり(深呼吸する・水を飲むなど)こどもの気分が変わるような声かけをしたり褒めたりしながら無理は通らないことを言い聞かせましょう。
・別の人に代わると、あっさりやめることも…大人がバトンタッチするのも一つの方法です。

港南福祉保健センター こども家庭支援課 こども家庭相談
045-847-8439(月~金 祝日・年末年始を除く 8:45~17:00)