ここな保育士
何度言っても言うことを聞いてくれないと、ついつい感情的になってしまいますよね。
はい。どうしても叱ることがあります。
叱るとは
・親が自分の感情をぶつけて「怒る」こととは異なり、子ども自身や周りの人を守れるようになるために必要な行動の規範を教えることです。
・子どもは危険なことやしてはいけないことなど、保護者の方に叱られることで、子どもは社会のルールを学んでいきます。
どうして何度言ってもわからないの?
・子どもが自分の行動をコントロールできるようになるまでは、その場で具体的に良い行動を伝えることが必要で す。
・一見するといたずらのような行動も、子どもにとっては色々なものに興味を持ち、知ろうとしている大事な行動かもしれません。しかし、保護者が言葉で言い聞かせても理解が難しかったり、子ども自身も上手に言葉で自分の気持ちを伝えられない時期でもあります。
・そのため、叱る時は子どもの気持ちを認め、尊重することも大切です。
叱り方のヒント
・声のトーンを落として、淡々と伝えてみてください。
・いつもと違う雰囲気を感じて大人の言葉に耳を傾けるようになります。
肯定的な言葉や手本でしてほしい行動を繰り返し伝える〉
・走っちゃダメ!➡歩こうね
・散らかさない!➡ここにしまおうね
*大人も一緒にしてほしい行動をします。
あらかじめ叱らないで済む環境を作る
・開けられて困るものには鍵をつける
・触られて困るものはしまっておく など。
*なかなか伝わらないんです…
繰り返し伝えてもなかなか伝わらない時もあります。
そんな時はゆっくり大きく深呼吸をするなど、クールダウンできる
方法を探してみましょう。
港南福祉保健センター こども家庭支援課 こども家庭相談
045-847-8439(月~金 祝日・年末年始を除く 8:45~17:00)