食べたり食べなかったり・・食べムラで困っていませんか?

生まれたての赤ちゃんから1歳ごろまでは成長に必要な栄養量が多く、食欲が高まります。
しかし、その後は成長速度が緩やかになるため食欲が落ち着き、食べ方にムラが出てくることがあります。
また、成長と共に味がわかるようになり、「食べる・食べない」を表現できるようになってきたことも食べムラの一因と考えられます。

ママB

食べムラがあると、きちんと栄養が摂れているか心配

【1食で考えないようにしましょう】
食事の準備は、毎食なるべく主食・主菜・副菜を揃えるのが好ましいですが、「1食でバランスよく食べる」ことが難しければ「1日」「数日」単位で、主食、主菜・副菜をバランスよく食べられるよう調整できるといいですね。

パパB

たくさん食べたり、昨日食べていたものを急に食べなくなったりするのはどうして?

ここな保育士

こんな理由があるかもしれませんね。

・お腹が空いていない、今は食べたくない
公園で遊んだり、散歩に出かけたりして日中の活動量を増やしましょう。
おやつは量を調節し、食事の2時間前には終わるようにしましょう。


・食事に気持ちが向いていない
食べさせる人をかえる、食べる順番をかえる、好きなものと一緒に食べてみるなどの小さな変化で気分が変わり、食べてくれることもあります。
また、最初に盛り付ける量を少なめにすることで「これぐらいなら食べられそう」と気持ちが軽くなり、完食できたことで「全部食べられた」という達成感を得ることができます。


・食べたいと思っていたものと違うものが出された
「今日は○○が食べたいな」という気持ちがあるのは大人も同じです。
完食することにこだわらず、進まない時は、早めに切り上げても良いでしょう。

食べる量や速さ、好みは個人差が大きいものです。食べる時期、食べない時期を繰り返して、少しずつ一定量を食べられるようになっていきます。
バランスよく食べ、元気で、身長と体重がその子なりに増えていれば大丈夫。焦らず、気長に見守っていきましょう。

港南福祉保健センター こども家庭支援課 こども家庭相談
045-847-8439(月~金 祝日・年末年始を除く 8:45~17:00)