薄着のすすめ

ママA

子どもは薄着がいいと聞くけれど、
寒くないのかしら?心配…

パパA

風邪をひいたら大変!
沢山着せて暖かくしよう。

ここな保育士

ご自身が寒いと心配になりますよね。

みなと保育士

なぜ薄着をおすすめするのか
3つのポイントをご紹介します!

ポイント1【肌着を着る】
保温性や吸湿性を考えると、綿100%で半袖やランニングの物がいちばんです。
古くなると生地の目が詰まって保温性が低下するので、気をつけましょう。厚手のTシャツは、伸縮性が少なく、動きにくくなるので、下着代わりにするのは避けた方がよいでしょう。

ポイント2【薄手の服を重ね着する】
重ね着をすると、服と服の間に体温で温まった空気の層ができ、厚手の物を1枚着るより保温性が高まります。薄手の重ね着なら、暑さ寒さの調整もしやすくなり、動きやすく機能的でよいでしょう。

ポイント3【調節しやすい服装を選ぶ】
暑さ、寒さに対応できるように、カーディガンなど羽織れるもので調節しましょう。自分で着脱しやすいように、ボタンやホックが子どもの手でもはめやすいものを選びましょう。

薄着の習慣を秋頃から勧めるのには、理由があります。
少しずつ寒さに慣らしていくことで、自律神経の働きがよくなり、丈夫な体が作られます。
厚着に慣れてしまうと、外の気温の変化をとらえる皮膚の感覚が鈍くなり、免疫力も強くなりません。
子どもは新陳代謝が盛んなので、平熱は大人より高いです。体に蓄えられた熱は、表面から失われるので、体表面積の小さ い子どもは暑さに弱く、寒さには強いです。大人より“1枚少なく”を目安に着せるようにしましょう。

港南福祉保健センター こども家庭支援課 こども家庭相談
045-847-8439(月~金 祝日・年末年始を除く 8:45~17:00)